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【オハツキイチョウで有名】大町市の紅葉スポット 霊松寺

今回ご紹介するのは、ハイランドホテルから車でおよそ30分。大町市内を一望する高台にある
曹洞宗の寺院「霊松寺(れいしょうじ)」です。




霊松寺は、応永11年(1404年)に、仁科盛忠が能登常光寺から実峰良秀を招いて開山
した寺で、曹洞宗寺院としては長野県内最古とされています。そして、大町市内でも屈指の
紅葉スポットとしても有名でございます。

こちらは、車でお越しになった際にまずは目に入る鐘楼です。開山600年事業として
新築されたものだそうです。
この鐘楼は直径4尺(120cm)、重さ2.5tと長野県一の大きさを誇ります。
この鐘楼を取り囲むようにあるドウダンツツジはまさに今が見頃といった感じです。

 

 

駐車場からは、このように大町市内を一望することができます。

それでは、境内に進んでいきましょう。

鐘楼のある場所から境内までは、坂道を下っていきます。

坂道を下っていくとこのように本堂が見えてきます。だいぶ色づきが進んできているのが
分かります。住職さんとお話をすることができましたが、「やはり、今年は例年よりも
紅葉が遅い印象です」との話でした。
この写真を見ていると、「そうだ、京都へ行こう」
とかのCMにも出てきそうな雰囲気を感じるのは私だけでしょうか(笑)

こちらの大木は、霊松寺を代表する「オハツキイチョウ」です。オハツキイチョウとは、
通常のイチョウと違って、ぎんなんの実が葉の上に結実する珍しいイチョウです。
先祖返り的な現象を持ち、通常の葉に対する割合が9~10%になります。
おはつきの銀杏を
拾うと子宝に恵まれるということで非常に人気があります。
霊松寺を訪れたおととい(10月31日)は、黄色に色づき始めといった感じでした。黄色に色づき
きったあと落葉しますとこのオハツキイチョウを拾うことができます。
今年は、恐らく11月中旬以降になりそうです。

こちらの立派な山門は、明治時代の初めに松川村の観勝院から移築したもので、諏訪大社の
宮大工立川和四郎のみごとな彫刻が各所に施されており、県宝に指定されています。

山門をくぐり、境内の中に入るとこのようにモミジやさくらが見頃となっています。この日は
午後に行ったのですが午前中に行ってみると光の加減でまた違った形で木々が色づいて見えそうですね。

また、紅葉した木々の後ろに映っている本堂及び庫裡は、現在11月10日(水)までの予定で内部観覧が
行われています。時間は9時30分~15時30分までとなっています。

本堂及び庫裡からは、このように色づいた庭園を眺めたり、先ほどご紹介した
山門を眺めたりすることができます。

こちらの庫裡は、善光寺地震後、嘉永年間(1848~1855年)に造られたものです。
洋釘(現在の釘)を使わない建築やこのような隠し扉など、現在では見られることが
できない貴重な遺産となっております。
 
紅葉の見ごろは、今週から来週にかけてになりそうです。11月7日(日)は、まだまだ
空室がございます。ハイランドにご宿泊いただき、ちょっと霊松寺まで足を伸ばされて
みてはいかがでしょうか。
 
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