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虹を見に黒部ダムへ行く(第1弾)

今年の白馬村は、非常に暑い日々が続いております。お客様にも、「避暑に来たのになんでこんなに暑いの・・・」などと言われることも多々あります。そうなると行きたくなるのが涼しい場所ですね。八方アルペンラインで八方池を目指したり、白馬五竜高山植物園に高山植物を見に行ったりと楽しみ方は多々ありますが、今回はマイナスイオンをたっぷり浴びることができて、更に虹を見ることができるスポットまで足を伸ばすことにしました。その名も、皆様お馴染みの「黒部ダム」です。



黒部ダムは、富山県側から立山を越えていく方法と、長野県側から電気バスに乗っていく方法の2パターンがあります。今回ご紹介するのはもちろん、長野県側から進んでいくパターンです。まず目指すのは、黒部ダムへの長野県側の入口となる扇沢駅です。


扇沢駅までは、ホテルからは車で50分ほどで行くことができます。標高は1,425mということは白馬岩岳マウンテンリゾート(標高1,289m)よりも高く、白馬五竜高山植物園(標高1,515m)よりちょっと低いくらいです。
扇沢駅の近くにも駐車場がありますが、こちらは12時間で1,000円かかります。駅から5分くらい離れた場所に大町市の無料駐車場がございます。お得に駐車したい方はコチラの駐車場がおススメです。
駅に入ると、既に改札を待っている人の列ができていました。
これはバスの中は立って行くのかな?と思ったのですが・・・

 
バスは3台ありますので無事に座席に座ることができました。一安心ですね・・・
混雑している日はもっと台数を増やすそうです。恐るべし関西電力さんです。
ごのバスは、電気バスで2019年に運行を始めたものです。その前年の2018年までは「トロリーバス」というバスが運行していました。「トロリーバス」といいますが、架線が引かれておりそこから電気を取って運行していました。そのため、バスなのですが法的には「鉄道」扱いをされていました。しかし、2019年に架線がなくなり電気バスになったので、「鉄道」扱いから普通の「路線バス」扱いに代わったという面白い歴史を持っています。
いよいよ出発です。トンネルの中をバスはどんどんと進んでいきます。(ここからの3枚の写真は黒部ダムからの帰りの際に撮ったものです。)
 
しばらく進むと、青い帯がトンネル内に見えてきます。この帯の部分は「破砕帯」と呼ばれるエリアです。「破砕帯」とは、岩盤の中で岩が細かく割れて、地下水を貯め込んだ軟弱な地層をいいます。物凄い湧水が出てきて、黒部ダムへと進むトンネルの掘削工事は暗礁に乗り上げました。わずか80mの距離の破砕帯を越えるのに7か月の時間がかかったそうです。この様子は石原裕次郎主演の映画「黒部の太陽」やNHKの「プロジェクトX」でも取り上げられたので知っている方も多いのではないでしょうか・・・
トンネル内で長野県から富山県へと県境を越えます。しばらくすると、ちょっとピンボケしていますが、トンネルの中でバス同士のすれ違いも見ることができます。
 
そして、扇沢駅から16分で黒部ダム駅に到着です。ここから、いよいよ黒部ダムを見に行きましょう。この続きはまた続編でご紹介しますね。

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