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早期開園がスタート 白馬五竜高山植物園へ行く

本日(6月7日(土))に、八方アルペンラインとつがいけロープウェイのグリーンシーズンの営業がスタートしました。栂池自然園は今年は残雪がまだ1m程残っていてその間から水芭蕉が咲き出しているようです。

そんな中、本日はこちらも早期開園がスタートした白馬五竜高山植物園まで足を伸ばしてきました。

本当に今日は青空に恵まれ、気持ちの良い一日でした。山々の緑も6月に入り日に日に濃くなっている印象を受けます。
とおみ駅からゴンドラに乗ること8分で標高1,515mのアルプス平駅に到着します。
アルプス平駅に降りますと、入口に白馬五竜高山植物園の案内が・・・
手書きで書かれているのが嬉しいですね。読んでみますと、まだ残雪が多くて開花が平年より10日ほど遅いとのこと。いったいどのような感じでしょうか?植物園の中に行ってみましょう。
もの凄い雪の塊が残っていますね。今年は、非常に降雪の多い冬でしたがここまで残っていたとは・・・改めてビックリです。そのような中でも、植物園の中を多くの方々が散策されていました。
ここでは、本日の段階で咲いていたお花をここでご紹介します。
こちらの花は、シラネアオイといいます。植物園内の雪が咲くと最初に咲く花の一つです。日本固有の一属一種の花で、世界にも日本にも似た植物はありません。
次に紹介するのは、サンカヨウです。白い花ですが、雨に濡れると花びらが透明になるということで近年知名度が上がってきている花です。栂池自然園でも見ることができますよ。
こちらの花は、ハクサンイチゲといいます。花言葉は「清潔」、「幸せを招く花」。花言葉の通り、群生を見かけると幸せな気分になる可憐な花です。
続いてご紹介するのは、シナノキンバイといいます。大輪の黄色の花が咲くシナノキンバイは、ハクサンイチゲとともに高山帯のお花畑を彩る高山植物の中でも代表的存在です。
最後はこちら。ウルップソウです。高山帯のガレ場に自生する高山植物です。白馬岳の山頂付近でよく見かけます。北海道と北アルプスの一部、八ヶ岳のみに自生する希少種です。コマクサと似た環境で見られることも多く、厳しい環境で生き延びる力強い植物でもあります。咲き始めといった感じでしょうか・・・

例年より花々の開花はやや遅いということですが、その分長い間様々な花たちが楽しめそうですね。この後は、チングルマやウルップソウなどが咲き始めしばらくしますと、クロユリや人気のヒマラヤの青いケシも咲き始めるはずです。
白馬五竜高山植物園の早期開園は、8日(日)、14日(土)・15日(日)の3日間で、21日(土)からは通常開園となり、展望リフトの営業も開始いたします。
是非とも、標高1,515mのアルプス平、白馬五竜高山植物園でしか出逢えない高山植物たちに会いに来てみてはいかがでしょうか?

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