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【白馬三山は見られたかな?】 八方池まで涼を求めに行く (前編)

今日の白馬村は唸るような暑さでした。日中の最高気温は31℃。白馬の31℃は年に数回くらいしかない温度で、おそらくは熊谷や多治見といった猛暑で有名な都市でいう40℃くらいの感覚ではないでしょうか?

そんな、本日は涼を求めに八方池まで足を伸ばしてきました。わたしにとっては、今シーズン初の八方池です。その様子をレポートします。

八方池まではゴンドラとリフト2本を乗り継いでいく「八方アルペンライン」と、標高1,500の黒菱第3駐車場まで車で登ってそこからリフトを2本乗り継いでいく「黒菱ライン」と2パターンありますが、今日は「八方アルペンライン」で出かけました。
AM8:30 ゴンドラの八方駅です。多くの方々が八方池(中には唐松岳へ向かう人もいるのかな?)へ向かおうとゴンドラの出発を待っています。
本日乗るのは、星空がデザインされている特別のゴンドラでした。ゴンドラは86台あるのですが、星空が描かれていたり他のデザインが描かれていたりするのは3台だけとのこと。これはいいことがありそうな予感がします。
ゴンドラに乗っていくと、ワクワクと高揚感が高まってきますね。ゴンドラは8分でうさぎ平へ到着します。八方駅が770mでうさぎ平駅が1,400mなので標高630mを一気に登ったことになります。
うさぎ平からは、リフト2本を乗り継いで標高1,830mの八方池山荘を目指していきます。ご覧の通り、リフトから地面までの高さが1.5mということで足元の高山植物を眺めながら登っていきます。
八方池山荘からは、いよいよ登山・トレッキングに入ります。
八方池山荘からのコースは、岩がゴロゴロで傾斜もきついですが最短距離で登っていける「登山道コース」と
歩きやすく整備されて傾斜も緩いですが距離が長くなる「木道コース」の2種類があります。今回は、最短距離で登っていける「登山道コース」を進んでいくことにしましょう。出発はAM9:08です。
「登山道コース」には、このように結構キツイ傾斜のところも・・・
歩くのに不安がある方は、「木道コース」で進んでいくことをおススメします。
わたしも、この地点を登るときは息が絶え絶えになっておりました。運動不足のせいかもしれませんが(笑)
八方池に向かう途中にはこのようなケルンがあります。ケルンとは、ケルンとは、山頂や登山道などの道標となるように、石を円錐状(ピラミッド型)に積み上げたものです。八方池山荘から八方池にかけては5ヶ所のケルンがあります。
そして八方池方面と唐松岳方面へと別れる分岐点がやってきます。唐松岳方面へ行く場合はしっかりと登山の準備をして出かけるようにしましょう。登山届の提出もお忘れなく。
八方池山荘へ向かうとこのように雪が残っている場所が・・・
7月の下旬に雪と出会えるとか感激ですね。もう少ししますと、八方池が見えてきます。
AM9:59 ついに八方池に到着しました。八方池山荘から51分で到着しました。しかし、残念ながら白馬三山を眺めることはできず・・・
けど、諦めが悪いわたくしは八方池に居座り白馬三山が見えるのを待つことにしました。次回は、その様子や八方尾根で見られる高山植物や花々をご紹介します。

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